制作日誌

感想ありがとうございます。15

■帆瀬様

こんにちは。ドット劇場を楽しんで下さってようで良かったです。いつも嬉しい感想をありがとうござます。寝ている周りであんな風に動かれると、さぞうっとおしいことでしょう。そんな須賀の「シャカ シャカ シャカ」に笑って頂けて幸いでした。ちなみにゲームの中で、彼の初登場もこんな感じです(屋敷に入り、真っ暗な中で鍵を見つけた瞬間に何かが横切りますが、それは彼です)

また、ご質問いただいた「霧雨」キャラと、過去に書いた小説のことですが、せっかくですので少しお話ししたく思います。

とはいえ、小説からもってきたのは本当にキャラクターのみです。
話や設定は全くと言っていいほど違います。(学生の日常ものでしたので)

↓当時、こんなものを書いていました。

タイトルのとおり、須賀はけっこうキャラクターの性格をそのまま「霧雨」に持って来ています。
ただ、小説では「喋れない」というよりも「喋らない」という人物でした。でも、ゲームとの性格はほぼ変わらず、あえて言うならゲームよりも小説の方が直情的で学生っぽい幼さがあるくらいです。また、シオリも基本的な性格は一緒ですが、ゲームの主人公するに際、複雑な部分を省いています。
「」の台詞を使用しない人物を書くための習作で、内容は自体はこの二人の“噛み合っているようで噛み合わない”日常風景の短編を数珠つなぎにした話でした。
佐久間と望月はこれとはまた別の話からひっぱってきた人物です。

あと、「霧雨」の須賀が着ている黒いタートルネックは、この時の学ランイメージが捨てきれなかった名残りだったりします。

――結果的にあまりゲームの「霧雨」に関係ない話を長々してしまいました。
しかも、あまりご期待に添えられていないような。
なんだかすいません。

でもこのようなご質問を頂けて楽しかったです。
ありがとうございます。

のろのろと次回作も制作していますので、ぜひまたよろしくお願いします。