リメイク版のマップ制作に携わってくださった方々について
『霧雨が降る森』リメイク版の発売から1ヶ月が経ちました。
先週には朗読劇『霧雨が降る森』も無事に開演いたしました。
霧雨を好きでいてくださる多くの方が、シオリパートと須賀パートの両方を観劇してくださり、とても喜んでいただけたようで、とても嬉しく思っております。
こんな風に、バタバタと過ぎていった1ヶ月でしたが、ようやく少し落ちついてまいりました。
なので、発売時に出したブログで「話したいことがたくさんある」と書いたことを、そろそろお伝えできるかなと思います。
特に、今回はゲームのビジュアルが大きく進化しましたが、以前のブログで「イラストレーターのmineoさん、そしてnegiyanさんがマップの制作に携わってくださった」とご紹介しました。
しかし、マップ制作に関わってくださったのは、二人だけではありません。
今回、村を歩けるということで、たくさんのマップと村人達のキャラクターチップが必要でした。
そこでさらにご協力いただいた、二人を紹介させていただきたく思います。
ゲームマガジンに馴染みがある方は、ご存じの方も多いお二人です。
日下部さんと春太郎さん
日下部さん(@studio_libera)はゲームマガジンで発表されている和風ホラーゲーム『お結び』の作者であり、春太郎さん(@tya_nya0000)は同じくゲームマガジンで連載中の『アルネの事件簿』のイラストやドットを担当しているイラストレーターです。
二人は優れた技術を持っており、イラストだけでなく、ゲームのマップやキャラチップも作成しています。
ゲーム制作でとても信頼できるお二人です。そこで、今回、お声がけさせていただきました。
急なことに関わらず、二人ともすぐに「OK」と返事をしてくだり、なんとも頼りがいのある4人体制でのマップ制作チームができあがったのです。
そして、膨大な数のマップやキャラチップを打ってくれました。
日下部さんはマップドットを担当し、春太郎さんは主にキャラチップを担当してくださっています。
お二人はお忙しい中、マップドットやキャラチップのデザインのすり合わせを丁寧に熱心にしてくれました。
キャラチップの衣装の色やデザイン、マップの木の葉の光の当たり方や、建物や土などの細部の色彩まで、本当にこだわって制作してくださいました。
そのため、マップもキャラチップも思った以上に素晴らしいものになりました。
例えば、私が特に気に入っている「きのぼり診療所」のマップは日下部さんが打ち、かわいい牛の「さゆり」は春太郎さんが打ってくれています。
マップデザインリーダーのmineoさんの指示もとても的確で、マップが仕上がるたびに皆でとても興奮していたことを覚えています。
これらのことは、皆がチームワークを発揮してくれたことが大きな要因であり、その結果、『霧雨が降る森』リメイク版では、素晴らしいビジュアルを実現することができたのです。
こんな風に心から熱心に制作してくださる方々とチームになれることは、そうそうありません。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
――今回、ご紹介させていただきました日下部さんの『お結び』、春太郎さんがビジュアルを担当している『アルネの事件簿』は下記のリンク先にて遊ぶことができます!
とても面白い作品ですので、ぜひ、皆さんもプレイしてみてください!